弦楽四重奏曲第8番 (ショスタコーヴィチ)

作曲者:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ / 制作年:1960年 / 国:ロシア / ジャンル:近現代音楽 / 形式:室内楽曲

1960年に作曲された、ショスタコーヴィチの全15曲ある弦楽四重奏曲の中で最も有名な作品。ドレスデン爆撃の犠牲者に捧げられたとされ、自身の音楽的署名である「DSCH」の音型が全編にわたり執拗に繰り返される。自伝的性格が極めて強く、過去の自作の引用も多用されている。わずか3日間で書き上げられたこの曲は、作曲者の苦悩や死への恐怖が色濃く反映された、20世紀室内楽の傑作として高く評価されている。