交響曲第9番 (マーラー)
作曲者:グスタフ・マーラー / 制作年:1910年 / 国:オーストリア / ジャンル:後期ロマン派 / 形式:交響曲
1909 年に作曲されたマーラーの最後の完成作。作曲前後に健康不安を脱した充実期に書かれ、前作『大地の歌』との融合から再び純器楽路線へ回帰。4 楽章構成で古典的要素を持ちつつ、両端楽章の緩慢な展開や調性処理などで伝統からの逸脱が見られる。演奏時間は約 70~90 分。
演奏家ごとのおすすめ録音(聴き比べ)
- ブルーノ・ワルター(1938年・ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / EMI):1938年1月のライヴ録音。ナチス併合直前のウィーンで演奏された歴史的記録。
- ディミトリ・ミトロプーロス(1960年・ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団):ザルツブルク音楽祭でのライヴ。
- ジョン・バルビローリ(1964年・ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / EMI):バルビローリの代表的録音。
- カルロ・マリア・ジュリーニ(1976年・シカゴ交響楽団 / DG):ジュリーニの代表的録音。